いよいよ旅も半分を終えて、その足取りが軽くなっていく。
空は相変わらず黄昏ているが、この世界は時が止まっているのだろうか?
そんな事をつらつら考えていると。
クエーーーーーー!!!
何か鳴きが聞こえてきた。
びくりと肩を震わせて声のした方を見るとどうやら別の道があり、鳴き声はその向こうから聞こえてきたようだ。
クエーーー!
またしても鳴き声が聞こえてくる。
この鳴き声って、もしかして、もしかしなくてもそうよね? 行ってみようかな?
この鳴き声はもしかしなくてもだろうけど、ちょっと怖い! 無理!!