コスモスの戦士と水先案内人がだべってみた。

 

 

 

テーマ『異名について』 (ディシディア拍手、第四回目ログ)

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CASE1 ウォーリア・オブ・ライト

先達「ウォーリアの異名は『勇者』、ね」

勇者「勇ある者、か」

先達「まさに読んで字の如くって感じ。困難に立ち向かう人とか、勇敢に戦う人とか…」

勇者「武芸に秀でた者もそう呼ばれるな」

先達「まさしくウォーリアの事よねぇ」

勇者「そうか?」

先達「そう! 片手に剣、片手に盾。兜に鎧にマント。ウォーリアって本当に如何にも勇者って感じなんだもん」

勇者「君の世界の勇者は、皆そう言う格好なのか?」

先達「あくまで基本型。勇者って言ってもいろいろあるしね。それに…」

勇者「それに?」

先達「大切なのか姿じゃなくて、中身でしょう? いくら格好だけが勇者でも、心や意思が勇者のそれじゃなかったら意味が無いもの」

勇者「………確かにな」

先達「そう言う意味でもウォーリアは本当に勇者だって思うよ」

勇者「―――そうありたいと、思っているからな。強く、何者にも負けぬように」

先達「ウォーリアのその意思の強さが、勇者の証なのかもね」

 

ウォーリアの異名は勇者。

姿も典型的なファンタジー(RPG?)のそれですが、何よりもブレないその心と意思が勇者と言う言葉に合っていると思います。

現代に蘇った正統派勇者ですよねぇ彼は、本当に(笑)

 

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CASE2 フリオニール

先達「フリオニールの異名は『義士』っと」

義士「どう言う意味なんだ?」

先達「正義を守り行う人とか、己の利害を省みずにしようと思った事をやり抜く人とか…そんな感じの意味だったかな」

義士「……そんな意味があったのか」

先達「他にも色々あったけど…。まあ私個人の解釈として、フリオみたいな人に使われる名前なんだなって事はよく解った」

義士「俺!? お、俺は別に正義を守ったりとかそんな事はしてないぞ!」

先達「でも、自分の身を省みずに皇帝に戦いを挑んでフィンを救ったじゃない?」

義士「それは…確かにそうだが。でも、俺は自分の身を省みなかった訳じゃない。もともとは帝国への恨みもあった訳だし。個人的な理由で反乱軍に入ったんだぞ?」

先達「解ってるよ。でも、命を落としてもおかしく無い戦いの中で辛い事も苦しい事もあって、でもやり遂げたじゃない? 十分だと思うけどな」

義士「………それを言うなら」

先達「うん?」

義士「それを言うなら、俺にいろんなモノを託していった彼等こそ、義士と言う言葉が相応しいと思う」

先達「その貴方に託して行った義士たちの想いを昇華した貴方もまた、義士だと思うけど?」

義士「ッ! 意地が悪いぞ!?」

先達「だから、フリオニールも十分に義士だって事」

 

フリオのお陰で義士と言う言葉の意味がきちんと解った気がします(笑)

本当に、フリオに似合う異名だなぁとつくづく思いました。

フリオ関連のだべりにはなぜか2本編のキャラの影がちらつくのは何の呪いですかミンウさん(爆)

 

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CASE3 オニオンナイト

先達「オニオンナイトの異名は『少年』…まんまねぇ」

少年「言わないでくれる? こっちもちょっとショックなんだから」

先達「まあ、カオス含め戦士の中で一番若いものね。しょうがないと言えばしょうがないってところかしら?」

少年「オニオン『ナイト』なのに騎士じゃないなんて…」

先達「もとは『たまねぎ剣士』だし、『騎士』はセシルがいるからねぇ」

少年「騎士は叙任されないと名乗れないのは解ってるよ。でもせめて『剣士』にしてくれたっていいのに」

先達「忍者や賢者にジョブチェンジするから、さすがに『剣士』って言うジョブの固定はできなかったんじゃない?」

少年「でもさぁ」

先達「いいじゃない。少年」

少年「良くないよ」

先達「そう? 私は少年って言う言葉の響き、好きだけどな。これからの成長の可能性を見せてくれる感じがして」

少年「成長の可能性?」

先達「うん。これからいろんな者にどんな者にもなれる可能性を秘めた者。成長の楽しみを感じさせてくれる気がしない?」

少年「言いたい事は解らなくもないけど。でもなんか、はぐらかしてない?」

先達「…………どうしてそうヒネた物言いするかなこの子は」

 

オニオンナイトはメンバー(カオスの戦士含む)最年少なので少年でも意味が通るんですよね(笑)

たまねぎ剣士なんだから『剣士』でもいいんじゃ無いかと思ったんですが、ジョブチェンジがネックになったんですかヤッパリ?

誰にでもなれる、どこにでも行ける。少年と少女と言う言葉は無限の可能性を感じさせます。

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CASE4 セシル・ハーヴィ

先達「セシルの異名は『騎士』まあ、順当ってところかな」

騎士「暗黒騎士として叙任されたからね」

先達「パラディンも聖騎士だし…本当に順当よね」

騎士「確かに」

先達「騎士ってもともとは馬に乗って戦う人の事を指してたのよ」

騎士「馬?」

先達「チョコボみたいなものだと思って。私の世界だとそこに宗教的な意味合いが入ってきたりして、今の騎士の形になったみたい」

騎士「そうなんだ」

先達「セシルのところは?」

騎士「宗教観はどうか解らないけど、でも確かに騎士団はチョコボを使ってたよ」

先達「セシルはチョコボに乗ったりはしなかったの?」

騎士「暗黒騎士になる前は乗ったりしてたけど…暗黒騎士に就任してからは一度も。私用で乗ったりはしたけどね」

先達「そうなの?」

騎士「赤い翼に配属されるまでは特に大きな戦も無かったから」

先達「なるほど。そもそも乗る必要が無かったって事か」

 

セシルは騎士、本当にそのままだなって言うのか素直な感想です(笑)

暗黒騎士から聖騎士へ、騎士で無くなる事は一切無かったんですよねぇ。

あ、セシルが馬を知らないのは個人設定(捏造)なので本気にしないでください。

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CASE5 バッツ・クラウザー

先達「バッツの異名は『旅人』これにてしゅーりょー!」

旅人「ちょ! タンマ!!」

先達「なに?」

旅人「それだけかよ!?」

先達「だって、これ以上なに言えって言うのよ? 旅人なんてそのままで意味通じるじゃない」

旅人「そうだけどさぁ」

先達「しょうがないなぁ、ちょっと調べてみる?」

旅人「お! そう来なくっちゃ」

先達「……読み方で意味が違ってくるのね」

旅人「どれどれ」

先達「『たびびと』って読むと旅をする人ってそのままだけど、『たびにん』だと博徒や香具師って言う意味になるのね」

旅人「凄い意味になるな…」

先達「読み方ひとつでずいぶん印象が変わるもんだわ」

旅人「おれは『たびびと』の方だけどな!」

先達「まあ、それ以外の何者でも無いわよね、バッツは」

 

旅人は読み方でずいぶん印象が変わる事が解りました(笑)

どちらにしても定住する事がないと言う意味は変わりませんが。

風の心を持つバッツらしいと言えば、らしいのかな?

 

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CASE6 ティナ・ブランフォード

先達「ティナの異名は『少女』かぁ」

少女「他に呼び方が無かったのかな?」

先達「ティナのイメージは魔導の『少女』だからね。魔道を使う女性って意味だと魔女って言う言葉もあるけど」

少女「アルティミシアと被っちゃう」

先達「あっちは正真正銘の『魔女』だからねぇ。あと思いつける名前無かったんじゃない? 異名は漢字二文字が原則みたいだし」

少女「そっか」

先達「あと、召喚された女性陣の中で一番若いって言うのもあるのかも。少女って言えば自動的にティナになるだろうし」

少女「………うん」

先達「ティナ? どうしたの?」

少女「あなたは?」

先達「ん?」

少女「あなたは、少女になるの?」

先達「―――うーん、どうだろ?」

少女「解らない?」

先達「そうねぇ、見た人に任せるって感じかな?」

 

ティナの異名は少女ですが…魔導の『少女』から来ているのか。

それとも女性陣の中では最年少だからか。

微妙にメタ発言してますね、先達(苦笑)

 

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CASE7 クラウド・ストライフ

先達「クラウドの異名は『兵士』…」

兵士「神羅兵と掛けてあるのか?」

先達「多分そうじゃない?」

兵士「そうか」

先達(『兵士』には『ソルジャー』って意味もあるって言ったらマズいわよね絶対に)

兵士「どうした?」

先達「ううん、なんでもない……ああでも、そうか」

兵士「どうした?」

先達「いや、クラウドはもうとっくの昔に兵士じゃなくなってるんだなぁって思っただけ」

兵士「―――――――あ」

先達「便宜上、兵士って名乗ってるだけでクラウドは兵士でもなんでもないのよね」

兵士「確かに、軍はもう抜けてるから」

先達「だよね」

兵士「じゃあ、俺は何になるんだ?」

先達「そうねぇ…。しいて言うなら戦士じゃない? 戦う者である事には違いないんだから」

 

クラウドの異名は兵士。神羅兵であった事とソルジャーと名乗っていたこと両方に掛けているのかなぁと思ったり。

私のイメージですが、DFFのクラウドは本編EDからACの間に召喚されたという感じで書いています。

それを思い出した瞬間、クラウドは兵士であったけど今は違うんだなぁとか、ふと思ったのでした。

 

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CASE8 スコール・レオンハート

先達「スコールの異名は『獅子』……獅子ねぇ」

獅子「なんだ?」

先達「スコールの場合、傭兵でも良かったんじゃない? コスモスの中だと人を表す言葉じゃないの、スコールとティーダだけなのがまた目立つと言うかなんと言うか」

獅子「――――クラウドと被る」

先達「ティナとオニオンの異名が意味同じだし、被ってても大丈夫じゃない?」

獅子「…………」

先達「スコールの好みに合わせてくれたのかしら? スコールはライオン好きだもんね」

獅子「さあな」

先達「素っ気無いなぁ。せっかく憧れの獅子になれたんだからこうもっと…なんかないわけ?」

獅子「与えられた名前に意味はないだろ?」

先達「はっきり言い切ったわねぇ」

獅子「本当の事だ」

先達「じゃあ、スコールはまだ自分が獅子みたいにはなってないって思ってるの?」

獅子「なりつつあるとは思う…でもまだ先の話だ」

先達「なるほど。まあスコールならきっとなれるよ。力強く多くを守れるライオンに、ね」

 

スコールの異名は獅子。どこまでライオン好きが浸透されてるんだろうと(笑)

傭兵でもいいと思うんですが(ガーデンの仕組み的に)獅子になったのはヤッパリスコールの心持ちが原因だったのかなぁとか思ったり。

むしろ獅子の方がしっくり来るってどうよスコール(笑)

 

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CASE9 ジタン・トライバル

先達「ジタンの異名は『盗賊』。妥当ね」

盗賊「他に言い様がないしなぁ」

先達「劇団員じゃ3文字だもんねぇ」

盗賊「劇団やってるのは副業だし…ま、いいんじゃないの?」

先達「ねえジタン」

盗賊「ん?」

先達「ちょっと思ったんだけどさ」

盗賊「何?」

先達「本業たる盗賊やってるより副業の劇団やってる方が収入安定してそうな気がするんだけど…」

盗賊「…………」

先達「どうよ?」

盗賊「それは言わない約束だろ?」

先達「いや、約束してないから」

盗賊「ま、盗賊は盗賊でなかなかスリルがあっていいもんだぜ」

先達「そういうもんかねぇ?」


ジタンの異名は盗賊。まあ、これ以外になにがあるって感じですが(笑)

劇団は盗賊団の隠れ蓑なんでしょうけど、本当に劇団の方が安定性はあると思う。

まあ、ファンタジーですし、一攫千金と言う事を考えれば、まあいいの…かな?

 

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CASE10 ティーダ

先達「ティーダの異名は『夢想』…」

夢想「嫌がらせ以外のナニモノでもないよなぁ」

先達「まあねぇ」

夢想「せめて、選手とかにしてくれても言いと思うッス!」

先達「うん。でもティーダには悪いけどこの異名、本当にしっくり来るのよね」

夢想「だから、よけいに嫌なんだよ」

先達「あははは」

夢想「笑いごとじゃねぇっつの! 間違ってないからさらに腹立つし」

先達「ごめんごめん。でもさティーダ。こういう考え方できるんじゃない?」

夢想「なに?」

先達「夢はほら、触る事が出来ないけど、現実にする事はできるじゃない」

夢想「現実…フリオニールの『夢』な感じ?」

先達「そうそう。夢想って現実味がなくて実現できないとか言う意味あいだけど、でも逆に夢を叶えて現実にする人もいるのも確かでしょう?」

夢想「うんまあ……。――えっと、つまりオレは『現実になる夢』って事?」

先達「うん。私はそう思ってるよ。ずっとね」

 

ティーダの異名は夢想。なんの嫌がらせかと(笑) いや、これ以上ティーダに相応しい異名もないんですが;

夢って言うと手に掴めないとかそう言う感じに取れるけど、でもフリオニールみたいに夢を掴もうとしている人もいれば実際手に掴んで現実にしている人もいる。

夢は、質量がないだけで確かにそこに存在しているんだと、私は思います。

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CASE11 シャントット

先達「シャントット博士の異名は『淑女』ですか」

淑女「わたくしにこれほど合う異名もありませんわね」

先達(いままでの言動見てるととても辞書に載ってるような淑女じゃない気が…)

淑女「何かおっしゃいまして?」

先達「いや何も」

淑女「何か引っかかりますけど、まあよござんしょ」

先達「どうも。でも博士だったら『博士』でも良かったんじゃ?」

淑女「まあそうでしょうね。しかしそれではあまりにも当たり前すぎてつまりませんわ」

先達「そうですか」

淑女「我がウィンダスにはわたくしの他にあと二人、博士号を持つ者もおりますし。博士ではあと二人と混合してしまう恐れもあるでしょうしね」

先達「だから、淑女で構わないと?」

淑女「ええ」

先達(さすがに連邦の黒い『悪魔』は無理だったのかも…コスモスに召喚されたし)

淑女「また何かおっしゃいました?」

先達「いえ何も」

 

シャントットの異名は淑女。女性の年齢に関係なく使える言葉だと思います(まあ意味からして成人後くらいからが一番ピッタリ来るんだろうけど)

彼女は年齢不明なので淑女で色々濁してる感じも…あ、すいません黙ります。

ちなみに私11はプレイしていないので、シャントットに関して色々アラがあったらごめんなさいι

 

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CASE extra 水先案内人

先達「私の異名は『先達』。とりあえず、案内人って意味でひとつ」

秩序「各々の方面の先輩と言う意味もありますね」

先達「あるねぇ。……まあ、先に経験した者としての経験を活かして後から来た人を導くって事が案内と通じるんじゃないかな」

秩序「ええ。だからこそ、貴女にその異名を付けたのです」

先達「でもその解釈だと、私は誰よりも『知って』なくちゃいけないって事にならない? 正直、『私』が召喚されたのは『最後』もいいところだから無理だと思うけど」

秩序「そうでしょうか?」

先達「何か引っかかるなぁ。…言っておくけど私はみんなを『知って』はいるけど、この『戦い』に関しては何も知らないわよ」

秩序「解っています。でも、あなたは『知って』いる。その事実が重要なのではなくて?」

先達「『知っている』からと言って、私にできる事は少ないよ。大切なのは、みんな一人一人が道を自分で見つける事なんだから」

秩序「…そうですね。確かに」

先達「私は、その自分の道を進むみんなをフォローするだけ。それが私の先達としての仕事だって思ってる」

秩序「仲間を支え、共に歩く。仲間が迷う事があればできる限り良い方向へと導こうとする。まさに先達の名に相応しいと思いますよ」

先達「まだまだだと思うけど。でもコスモスにそう言われると嬉しいな、ありがと。…ところでコスモス」

秩序「なにか?」

先達「――――ううん、やっぱりいいや」(『私』に関して何か知ってるのか聞きたかったけど…。なんか怖いから止めとこ)

 

我がサイトオリジナルジョブである水先案内人の異名は先達。

始めは案内人とか水先人だったのですが本編の異名はみんな漢字二文字だったので、それに合わせたいと必死に辞書漁って見つけた言葉でした(笑)

コスモスと意味深な会話をしていますが、この話にフォローが入るかどうかは謎(なんか勝手に手が動いて書いてたから/爆)

 

 

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執筆日:2009/11/24

掲載日:2010/11/29